八戸工業高等専門学校(八戸高専)の卒業生と古川琢磨准教授が共著した論文が、
国際学術雑誌 "International Communications in Heat and Mass Transfer" に掲載されることになりました。
本誌はインパクトファクター(IF)6.4の、全論文の上位25%に位置する権威ある学術雑誌です。
本論文では、世界で初めて約80℃のサウナ環境における温冷交代浴時の皮膚温度および深部温度を予測可能な生体温熱モデルの開発に成功したことを記述しています。
本研究の成果により、サウナや水風呂を繰り返す温冷交代浴時の人体の熱応答をより精密に予測することが可能になります。本研究では、生体組織の複雑性を考慮することにより、
皮膚温度と深部温度の予測性能が従来のモデルより大幅に向上することを明らかにしました。