北川助教(機械・医工学コース)による介助動作の腰部負荷軽減に関する研究発表が、
IEEE (米国電気電子学会)の国際会議『2023 IEEE 12th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2023)』にて
『Excellent Poster Awards: Outstanding Prize』を受賞しました。受賞した発表題目は『Effects of Foot Placements on Lumbar Loads in Patient Transfer Motion: Comparison Between Anteroposterior and Mediolateral Placements』です。
この研究では、介助者の腰痛予防に向けて,移乗介助における足部位置と腰部負荷の関係を調べました。
将来的には、これらの知見をもとに腰部に低負荷な介助動作を提案することを目指しています。この研究では介助動作や環境の条件が限定されていたため、今後は様々な介助動作や実際の介助現場を対象とした検証が必要です。また、研究室ではこれらの研究成果をもとに、腰部に低負荷な介助動作を促すための動作姿勢モニタリングシステムの研究開発も進めております。