古川助教が2021年日本伝熱学会奨励賞を受賞しました。


 古川琢磨助教が2021年日本伝熱学会奨励賞を受賞しまし。本賞は最近2回の日本伝熱学会日本伝熱シンポジウムにおいて優秀な論文を発表した若手研究者で、発表時に大学院生、またはこれに準じる者に授与されるものです。古川助教の受賞研究題目は「ふく射影響下における大規模自然対流場のメカニズム解明に関する研究」です。
 これまで古川助教の研究グループらはコンピューターシミュレーションおよび光学機器を用いた実験によって、ふく射エネルギー(赤外線)が部屋の空間で生じる空気の流れに対してどのような影響を及ぼすのかを明らかにしてきました。これまでの研究により、ふく射エネルギーによって空気の流れ場は能動的に制御可能であることが示唆されました。本研究を応用することによって、効率的な部屋内部の換気システムの構築や建築物内部の熱漏洩防止に役立てることができると考えられています。
 本賞は5月18日に岐阜市長良川国際会議場で開催された第59回日本伝熱シンポジウムにて表彰式が行われました。

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