専攻科の水口広太さんが国際シンポジウムでCasio Challenge Prize賞を受賞しました。


 専攻科1年生の水口広太さん(指導教員 武尾 文雄 教授)が第16回実験力学における先端科学技術に関する国際シンポジウム(16 th International Symposium on Advanced Science and Technology in Experimental Mechanics)(8月27日オンライン開催)で研究発表し、Casio Challenge Prize賞を受賞しました。
 従来の金属材料の寿命を調べる試験は長時間を必要としたり、装置が高額であるなどの問題点がありました。水口さんは金属材料に特定のリズムの揺れを加え、材料を高速に振動させる共振現象を利用した方法を考案しました。この技術により、超高サイクル下での疲労寿命試験が可能となり、従来の方法に比べ検査時間が30分の1に縮小しました。
 水口さんは「Development of the Prototype of Very High Cycle Fatigue Test Equipment Using Resonance Phenomenon」と題する研究発表を行い、研究内容、発表および質疑応答においていずれも非常に優秀と評価され同賞が授与されました。

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賞状と副賞の電子辞書を手にする水口さん

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